【九州若者サポートネットワーク 九州若者おうえん基金】
2024年度 第1回 「九州こども・若者おうえん助成」 で家電の助成を受けました✨
写真は、九州若者サポートネットワークの事務局長で特定非営利活動法人おおいた子ども支援ネット理事長矢野茂生と事務局の広津様が視察に来てくださった時の写真です。
その際、事後のお話やこの事業に取り組むようになったきっかけをお話ししました。
九州若者おうえん基金とは、社会的養護の下に暮らす(暮らした)方をはじめ、社会生活が困難な 状況に置かれている若者が、社会的孤立や経済的困窮に陥ることなく自分らしく生きるた めの活動に従事する伴走者を支援することを目的として設立されました。
私たちは、里親委託解除後も里子のアフターケアをしていますが、大学進学にかかるルームシェアで使用する炊飯器と中型の冷蔵庫・洗濯機を新調するために申請しました。
家電が届き、共同生活の住居に設置することができました。
それまで使用していた小型冷蔵庫は、別の対象者の一人暮らしで使用するため回収しました。
共同生活に必要な容量の家電が整い、私たちも定期的に訪れて、大人数での食事ができるようになりました。
それぞれがうちに住むようになった経緯は様々ですが、親のサポートが得られないことは共通しています。
このように現在、実子ではない子どもたちをお寺で3名、シェアハウスで2名、一人暮らしで1名支援しています。
他にも自殺で子どもを亡くしたご家族や祖父母の育児協力を得られない母子家庭の支援を行っています。
あまねでは、本年度から定款の目的変更を行い、「児童養護施設、自立援助ホーム退所者等の社会的養護の下を巣立った若者等の就職後のアフターフォロー事業」を法人として取り組むことにしました。
夫婦で若者のサポートを続けてきて、一緒に暮らしていくことで新たにみえた課題もあります。
これからも困難な状況に立たされる若者を支援していきたいと思います。