あまね

淑徳大学で外部講師

7月26日 千葉県淑徳大学の3年生 在宅看護論Ⅱ(地域看護学領域)ゲストスピーカーとして「在宅看護における自利他利/利他共生のこころ」というテーマで講義をしました。

法華経の実践者である宮沢賢治と民間ではじめてハンセン病の療養所を開設した綱脇龍妙上人の紹介、自分自身が「実践する宗教者でありたい」ということ、実践とは人間礼拝(人間尊重の精神:困っている人を見捨てないこと)であること、死はいつも身近にあること、また看護職は、患者の死と向き合う職業であるため、まず自身の死生観を考えて欲しいこと、自身がよりよく生きるために、自身の幸せを願うだけでなく、苦しんでいる人にも寄り添い、苦しんでいる他人を幸せにしてこそ自身も幸せになれること等をお話ししました。

最後に「困っている人を見捨てない」=「利他共生のこころ」であるのではないかと淑徳大学の建学の精神についても触れました。
講義後に、私の元をたずねて来られた学生さんもいたそうですが、お話しできませんでしたので、レポートをしっかり読んで、お応えしたいと思っています。
前回もそのような学生さんがいらっしゃいました。

このような貴重な機会をいただき、ご担当の先生方、ありがとうございました。