あまね

医療的ケア児の支援に関する研修

9月21日サンメッセ鳥栖にて「医療的ケア児の支援に関する研修」をミルキーウェイと共同企画・開催しました。

利用者さんのご協力のもとこの日は事業所を閉所して、外部の連携事業所含めて90名の方に受講していただきました。

講師は、千葉県の淑徳大学の谷口由紀子先生と、あまねクリニックの院長である小野直子先生にお願いしました。
谷口先生は、先ほど厚生労働科学特別研究「医療的ケア児等コーディネーターに必要な基礎的知識の可視化及び研修プログラム確立についての研究」の研究代表者として取り組まれており、医療的ケア児等の支援に関する研究の第一人者です。また先日、全国医療的ケアコーディネーター協議会を発足されています。

研修内容は、コーディネーター養成に関する内容や全国の支援センターやコーディネーターの実態について、ICFに基づく医療的ケア児のアセスメントの視点について、お話しいただきました。

小野先生のご専門は小児がんですが、佐賀大学医学部小児科とひらまつ在宅診療部に所属されながら、佐賀県で唯一の小児在宅医として、当法人のあまねクリニックでも診療に当たっておられ、医療のみならず福祉にも精通して支援に取り組まれている先生です。
小野先生には、医療的ケア児の佐賀県の現状やてんかん・呼吸器・胃瘻管理(栄養剤の特徴選択・適応)についてお話しいただきました。

参加したスタッフや外部の参加者からは、早速、続きが聴きたいと次の企画の要望も上がりました。
このような実践者向けの研修は、県内で受講できる機会がほとんどなく、明日から実践できる内容で大変勉強になりました。

講師の先生方に感謝いたします。

なお、9月24日の佐賀新聞に研修の様子が掲載されましたので、共有いたします😊